本日、令和5年11月1日付けで鳥取大学心臓血管外科学教室の教授に就任された吉川泰司先生がお見えになりました。鳥取大学病院は中国地方唯一のロボット心臓手術実施施設となっており吉川教授がそのリーダーです。現在、鳥取大学病院を大動脈弁狭窄症に対するTAVI治療で山陰地方初の専門施設認定を目指し奮闘されておられます。当院は1ヶ月に2回、同教室から外来医師を派遣していただいており腹部大動脈瘤のフォローアップや下肢静脈瘤に対する手術適応などの診療をしていただいております。引き続きご支援をお願い致しました。
3日(金)文化の日の午前10時から境港市文化ホールに於いて市民表彰およびダイヤモンド婚、金婚記念祝賀の式典が開催され私は招待席に案内されました。国歌斉唱に続いて伊達憲太郎市長による祝辞が述べられた後、功労表彰、善行表彰、勤続表彰が行われました。被表彰者の中に私が院長就任直後にお祝いのお手紙と花束を贈って下さった方がおられ大変嬉しく思いました。ダイヤモンド婚、金婚記念祝賀に移り最後に被表彰者を祝して邦楽の演奏がありました。その美しい音色に感銘を受け会場を後にしました。境港市が主催する行事に招待されることは市内唯一の総合病院の院長として光栄であり今後も可能な限り出席したいと思います。
10月28日(土)午後ANAクラウンプラザホテル米子に於いて第76回鳥取大学第二内科開講記念会が開催されました。関連病院から計10題の症例発表が行われた後、鳥取大学医学部生理学教室の檜山武史教授が「脳のナトリウムセンサーによる恒常性調節」をテーマに講演されました。鳥取大学腎臓内科との共同研究にも触れられるなど非常に興味深く拝聴させていただきました。その後の総会で私は正式に同門会副会長に選任され身が引き締まる思いです。懇親会場では第二内科の大先輩で現在、松江赤十字病院の院長である大居慎治先生(写真)に改めてご挨拶申し上げました。なお、磯本一教授は前日にインフルエンザに罹患され残念ながらご欠席でした。
21日(土)16時からANAクラウンプラザホテル米子に於いて山陰労災病院開院60周年記念式典および祝賀会が開催されました。豐島良太院長先生(写真)は挨拶の中で労災病院の開院当初から今日に至るまでの様々なエピソードを話され興味深く聞かせていただきました。式典には米子市長の伊木隆司様(写真)、鳥取大学病院の武中篤院長先生、前院長で現在、鳥取大学副学長の原田省先生(写真)、県医師会長の渡辺憲先生など錚々たる方々が出席しておられました。
13日(金)午後、済生会有田病院の瀧藤克也院長と塩貝計弥事務部長が見学に来られました。当院の現況や今後の展望、新病院建設を決断した経緯などを説明させていただきました。有田病院も当院同様に新築を検討しておられることから瀧藤院長の質問は細部にまで及び会談は2時間を超えました。その後、外来をはじめ病棟や介護医療院などを視察していただきました。
7日(土)18時からANAクラウンプラザホテル米子に於いて鳥取大学心臓血管外科学教室の西村元延教授の退職記念祝賀会及び第68回スタート会が開催されました。私は出席者の前で来賓のひとりとして紹介され少しばかり緊張しました。会の途中、西村教授のこれまでの業績がスライドで供覧され改めて尊敬の念を抱きました。医局員から花束と趣味であるギターを贈呈された教授は満面の笑みを浮かべておられました。鳥取大学退職後の現在、神戸市内の病院で院長としてご活躍中です。
本日、午前8時30分から当院会議室に於いて辞令交付式が行われました。幹部職員が見守る中、鳥取県済生会の稲賀潔支部長から辞令書が眞砂俊彦医師に手渡されました。同医師には今後、泌尿器科および血液透析センターで中心的な役割を担っていただくことになります。
28日(木)16時30分から米子保健所主催の新型コロナ病床に対する連絡協議会がリモートにて開催されました。県庁コロナ対策本部、西部医師会、西部消防および大学病院をはじめとする県西部の主な医療機関が参加しました。当院からは藤井内科部長、山本看護部長、西村副看護部長、門永師長、松本恵看護師長、住田事務部長と私が参加しました。私は新型コロナは感染症法の5類に移行したのだから確保病床は終了しても良いのではと発言しました。しかし国の方針もあり年度内は感染拡大の状況に応じて一定数の病床確保を継続する必要がありそうです。