現在、当院では、下記研究代表者のもと、我が国の脳卒中の特徴と脳卒中医療の課題を明らかにすることを目的に、「済生会脳卒中データベース登録による脳卒中医療の解析」の研究を行っています。全国の済生会病院と共同で、脳卒中で入院された患者さんのカルテ記載から得られる臨床データを登録させていただき、解析させていただいて医療の質の向上に役立てることを目的としています。
登録および解析にあたっては、患者さんの個人のプライバシーは完全に保護されます。本研究の解析に自分のデータを使用されることを拒否される方および疑問のある方は、問い合わせ先にご連絡いただきますようお願いいたします。  

対象となる方

脳卒中発症から7日以内に当院に入院となられた患者さん

研究課題名

済生会脳卒中データベース登録による脳卒中医療の解析

研究責任者

  • 研究代表者:東京都済生会中央病院 院長 高木 誠
  • データベース管理者:東京都済生会中央病院 内科部長 星野晴彦
  • 研究参加者:済生会脳卒中研究グループ(全国の脳卒中診療を行っている済生会病院)

研究の概要および目的

脳卒中は日本人の死亡原因の第4位であり、また、介護を要する状態の一番多い原因です。しかし、日本における脳卒中の実態については未だに不明な点が多いのが現状です。そこで、我が国の脳卒中の特徴と脳卒中医療の課題を明らかにすることを目的として、全国の脳卒中診療を専門的に行っている済生会病院が共同して、発症から7日以内の急性期の脳卒中の患者さんを全国規模で登録を行い、データベースを作成して解析することにしました。

利用するカルテ情報・資料

  • 各病院施設の脳卒中診療に関わる施設の実態(専門医数や検査機器の状況)
  • 患者さんの情報として、年齢、性別、既往症、合併症、入院日と退院日、入院期間、発症状況、急性期の治療内容、脳卒中の診断の詳細、退院状況

研究期間

倫理委員会承認日より半永続的

個人情報の取り扱い

お名前、住所などは調査しません。脳卒中に関する調査内容については、個人が特定できない状態で登録します。学会や学術雑誌等で公表する際には、個人が特定できないような形で使用いたします。

問い合わせ先

鳥取県済生会境港総合病院
神経内科部長 青山泰明
電話 0859-42-3161(代表)