糖尿病内科
はじめに
「糖尿病?自分は大丈夫だろう」と、思っていませんか?
日本には、「糖尿病が強く疑われる人」と「糖尿病の可能性を否定できない人」を合わせると、全国に2,210万人いると推定されています。(厚生労働省調査)
「生活習慣病」の代表として挙げられる糖尿病。次の様な初期症状に当てはまるなど、糖尿病の不安がある方は、一度ご相談ください。
糖尿病の初期症状
こんな症状はありませんか?
- とてもノドがかわく。
- おしっこの回数が増え、量も多い。
- 全身がだるい、疲れやすい。
- 急に体重が減る
糖尿病とは
糖尿病とは、インスリンという血糖値を下げるホルモンが正常に働かなくなり、血糖値が正常にコントロールできなくなる状態です。糖尿病にはいくつかのタイプがあり、最も多いのは、「2型糖尿病」と呼ばれる病態です。
これは「運動不足」、「酒・たばこ」、「食事の栄養バランス不良」等、ほとんど生活習慣が原因となっています。糖尿病を放っておくと、それをもとに、眼や腎臓、手足などの細かい血管に障害(糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症などの合併症)を引き起こす恐れがあります。
また、動脈硬化が進行しやすくなり、心臓や脳の大きい血管が詰まりやすくなる事で、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす恐れがあります。
当院の取組み
教育入院
糖尿病に対する正しい知識と生活習慣を身につけていただく為、糖尿病の患者様への教育入院を行っております。
二週間の入院期間の中で、医師、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、理学療法士、事務員がチームとなり、薬、食事、運動、治療費の説明まで、様々な角度からサポートをいたします。
糖尿病でも楽しめるフランス料理
当院では、半年に一回、ビストロ・ド・スズキの鈴木シェフご協力のもとに、「糖尿病でも楽しめるフランス料理の世界」と題し、食事会を開催しております。
宴会等のコース料理は通常、1食で1,000~2,000kcalと1日分のエネルギーに達するため、エネルギー制限のある方にとっては心配です。そこで鈴木シェフに、糖尿病の方にも楽しんでいただけるフランス料理のコースを考案していただきました。
糖尿病患者様、ならびにご家族の方を対象に開催されるこの食事会は、糖尿病や外食の選び方を学ぶと共に、情報交換の場、親睦を深める場となっています。
医師紹介
木下 博司(きのした ひろし)
- 役職
- 内科部長
- 資格・専門
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- 医学博士
- 日本内科学会認定医