泌尿器科
泌尿器科医師の診察内容・特徴
2024年4月の段階で、当院の泌尿器科常勤医師は1名です。しかし本医師による幅広い対応により、円滑な診療と治療が可能となっています。確かに、当院で可能な治療は限られていますが、泌尿器科疾患全般を対象に、各種ガイドラインに沿った質の高い診療を心がけ、患者個々に応じた治療方針を提案させていただいております。また、がん治療においては、鳥取大学医学附属病院を中心とした関連施設と連携し、協力しながら患者の状態に応じた最適な治療方法の選択に努めて参ります。
当院で診療が可能な対象疾患
<悪性腫瘍>
腎臓がん、腎盂尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣腫瘍など
<排尿障害疾患>
前立腺肥大症、神経因性膀胱(過活動膀胱を含む)、尿失禁、骨盤臓器脱、膀胱炎、間質性膀胱炎など
<尿路結石症>
腎結石、尿管結石、尿管結石・膀胱結石など
→ 経尿道的尿路結石砕石術(TUL)、体外衝撃波尿路結石砕石術(ESWL)は2024年4月の段階では施行しておりません。
<尿路・性器感染症>
腎盂腎炎、膀胱炎、前立腺炎、精巣上体炎、性感染症など
<その他の泌尿器科疾患>
慢性腎不全、小児泌尿器疾患(停留精巣、精巣捻転症)、副腎腫瘍など
*下記に対する検査・治療は行っておりません
・男性不妊
当院で可能な検査及び外科的治療
- 超音波下針生検(腎、前立腺など)
- 経尿道的手術(TUR-Bt, TUR-P)
- 尿管ステント留置術
- 開腹下小手術
- 精巣捻転整復術、停留精巣固定術
→ 上記以外の手術は他院へ依頼しますが、適正と思われる方法を提示させていただき、安心して治療が受けられる様に最善を尽くします!
患者さんへのメッセージ
「患者さんへ寄り添った標準的医療および医療情報の提供」を行っております。
当院以外の医療機関と密接に連携し、患者さんに要望に応えられるよう、安心を満足のいく良質な医療提供を目指します。
医師紹介
眞砂 俊彦(まさご としひこ)
- 役職
- 泌尿器科部長 兼 血液透析センター長
- 資格・専門
-
- 日本泌尿器科学会(専門医・指導医)
- 日本泌尿器内視鏡学会(泌尿器腹腔鏡技術認定医、泌尿器科 da Vinci S 支援手術教育プログラム修了)
- 日本内視鏡外科学会(技術認定医(泌尿器腹腔鏡))
- 日本排尿機能学会(代議員)
- 日本老年泌尿器科学会
- 腎癌研究会
- 日本骨盤臓器脱手術学会
- 日本癌治療学会
- 日本泌尿器腫瘍学会
- 西日本泌尿器科学会
- 日本移植学会
- 日本臨床腎移植学会
- ロボット外科学会
- 日本がん治療認定医機構(がん治療認定医)
- 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 代議員
- 泌尿器ロボット支援手術プロクター(da Vinci)
- 身体障害者福祉法第15条(腎臓・膀胱機能障害) 指定医
- ボトックス講習・実技セミナー 修了
松岡 等(まつおか ひとし)
- 役職
- 非常勤医師