超音波センター概要

2019年より超音波センターが新設されました。
超音波センターでは各領域(腹部、心臓、頸動脈、下肢静脈)の医師と4名の臨床検査技師が協力し合い迅速でかつ正確な超音波検査を行っています。デジタル画像システムを導入し、超音波診断装置から得られた画像や動画はすべてサーバーに保存され院内端末の電子カルテから随時閲覧可能となっています。これにより各診療科の医師への迅速な情報提供および結果報告を行っています。また当センターでは医師の指導の下、超音波検査技術の向上及び超音波検査士の資格取得にも取り組んでおります。患者さんにより安心して検査を受けて頂き、増加しているニーズに対応出来るよう体制を整えています。

使用機器

  • 超音波診断装置 SSD-ARIETTAS70(日立製作所)
  • 超音波診断装置 SSD-ARIETTA70a(日立製作所)
  • 超音波画像診断装置 HIVISION Preirus(日立製作所)
  • 超音波診断装置 APlio i800(キヤノン株式会社)

超音波検査

心臓超音波検査

心臓の動き、弁の動き、心臓の肥大や拡大の有無などを検査します。
心臓の血液の流れも観察します。
心臓の検査ですので、胸部を出して検査します。脱ぎ着しやすい服装でお越しください。

腹部超音波検査

肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓などの状態を調べます。
腹部の臓器に腫瘍ができていないかどうか、腹痛の原因などを検索します。
また肝臓の硬さを測定できる超音波診断装置も導入していますので、必要に応じて追加で検査を行います。
検査当日は朝食を絶食して下さい。
おなかを出して検査します。脱ぎ着しやすい服装でお越しください。

頸動脈超音波検査

頸動脈の血流評価と血管内の様子を調べる検査です。
動脈硬化やつまりがないか調べます。
首元を観察するため、首元があいている服装でお越しください。

下肢静脈超音波検査

下肢の静脈内に血栓(血のかたまり)ができていないかを検査します。
ズボンを脱いでの検査になります。それに適した服装でお越しください。
また鼠径部(足のつけ根)が見えるよう、丈の短い下着を着用してください。