当院臨床検査科は、日本臨床衛生検査技師会(JAMT)と日本臨床検査標準協議会(JCCLS)が合同で審査し認証する「品質保証施設」に認証されています。

品質保証施設認証制度とは、臨床検査データが標準化に基づいたものであり、かつその精度が十分に保証されていると評価できる施設に対して認証される制度です。

複数の外部精度管理調査を毎年受け基準以上の成績をおさめ、臨床検査データ標準化の実績、人的資源の確保といった要求事項を全て満たす必要があります。

当院臨床検査科では、臨床化学、免疫血清、微生物、血液、一般、生理(心電図、超音波、神経生理、呼吸機能・PSG)、輸血の7部門で認証されました。

認証期間は2年間であり、前回2022年に続き、この度2024年も認証されました。

藤原弘光 臨床検査科技師長は、「当院は、精度の高い検査結果を提供できる施設であると自信を持って言えます。この制度の認証を受けるのはとても大変ですが、患者様から信頼される臨床検査科であり続けるために、今後も精度の高い検査結果を提供できるよう日々の精度管理と適切な人材育成に努めます。」と今後の意気込みを述べました。

 

(備考)・全国では568の施設(全国の済生会では25施設)、鳥取県内では当院含め8施設が「品質保証施設」に認証されています。