22日(水)、鳥取県庁に於いて県福祉保健部長の中西眞治様をはじめ医療局健康政策課の担当職員様に当院が約1年かけて作成した新病院基本構想、基本計画について説明させていただきました。多数のご質問をいただくなど意見交換は1時間30分にも及びました。救急車の応需率が上昇していることなど境港市における当院の存在意義を強調し新病院建設に際してご支援をお願いしました。ところで県庁正面玄関に境港市出身の漫画家水木しげる先生夫妻の銅像がありました。

本日、令和5年11月1日付けで鳥取大学心臓血管外科学教室の教授に就任された吉川泰司先生がお見えになりました。鳥取大学病院は中国地方唯一のロボット心臓手術実施施設となっており吉川教授がそのリーダーです。現在、鳥取大学病院を大動脈弁狭窄症に対するTAVI治療で山陰地方初の専門施設認定を目指し奮闘されておられます。当院は1ヶ月に2回、同教室から外来医師を派遣していただいており腹部大動脈瘤のフォローアップや下肢静脈瘤に対する手術適応などの診療をしていただいております。引き続きご支援をお願い致しました。

3日(金)文化の日の午前10時から境港市文化ホールに於いて市民表彰およびダイヤモンド婚、金婚記念祝賀の式典が開催され私は招待席に案内されました。国歌斉唱に続いて伊達憲太郎市長による祝辞が述べられた後、功労表彰、善行表彰、勤続表彰が行われました。被表彰者の中に私が院長就任直後にお祝いのお手紙と花束を贈って下さった方がおられ大変嬉しく思いました。ダイヤモンド婚、金婚記念祝賀に移り最後に被表彰者を祝して邦楽の演奏がありました。その美しい音色に感銘を受け会場を後にしました。境港市が主催する行事に招待されることは市内唯一の総合病院の院長として光栄であり今後も可能な限り出席したいと思います。


10月28日(土)午後ANAクラウンプラザホテル米子に於いて第76回鳥取大学第二内科開講記念会が開催されました。関連病院から計10題の症例発表が行われた後、鳥取大学医学部生理学教室の檜山武史教授が「脳のナトリウムセンサーによる恒常性調節」をテーマに講演されました。鳥取大学腎臓内科との共同研究にも触れられるなど非常に興味深く拝聴させていただきました。その後の総会で私は正式に同門会副会長に選任され身が引き締まる思いです。懇親会場では第二内科の大先輩で現在、松江赤十字病院の院長である大居慎治先生(写真)に改めてご挨拶申し上げました。なお、磯本一教授は前日にインフルエンザに罹患され残念ながらご欠席でした。


27日(金)午後、東京のTKPガーデンシティPREMIUM京橋にて全国済生会の病院長、看護部長、事務部長が一堂に会して経営管理会議が開催されました。第1部は中学生の道徳の教科書にも採用された「ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと」をはじめとする多数の著書をお持ちの株式会社ヴィジョナリージャパン代表取締役の鎌田 洋様が『顧客満足度向上のための組織文化の醸成と人材育成について』をテーマに講演されました。第2部は滋賀県病院の三木恒治病院長がコメンテーターを務められ福井県病院の斎藤哲也事務部長、横浜市東部病院の渡邊輝子看護部長、福岡総合病院の大嶋由紀看護部長をシンポジストとして会場全体で組織文化の醸成と人材育成の取り組みについて議論しました。今後の病院経営において、いかに人材育成が重要であるかを認識させられるなど有意義な会となりました。

散会後、私はぶらりと会場近くの東京国際フォーラムに立ち寄り美味しい珈琲で一息ついてから羽田空港に向かいました。

21日(土)16時からANAクラウンプラザホテル米子に於いて山陰労災病院開院60周年記念式典および祝賀会が開催されました。豐島良太院長先生(写真)は挨拶の中で労災病院の開院当初から今日に至るまでの様々なエピソードを話され興味深く聞かせていただきました。式典には米子市長の伊木隆司様(写真)、鳥取大学病院の武中篤院長先生、前院長で現在、鳥取大学副学長の原田省先生(写真)、県医師会長の渡辺憲先生など錚々たる方々が出席しておられました。



13日(金)午後、済生会有田病院の瀧藤克也院長と塩貝計弥事務部長が見学に来られました。当院の現況や今後の展望、新病院建設を決断した経緯などを説明させていただきました。有田病院も当院同様に新築を検討しておられることから瀧藤院長の質問は細部にまで及び会談は2時間を超えました。その後、外来をはじめ病棟や介護医療院などを視察していただきました。

7日(土)18時からANAクラウンプラザホテル米子に於いて鳥取大学心臓血管外科学教室の西村元延教授の退職記念祝賀会及び第68回スタート会が開催されました。私は出席者の前で来賓のひとりとして紹介され少しばかり緊張しました。会の途中、西村教授のこれまでの業績がスライドで供覧され改めて尊敬の念を抱きました。医局員から花束と趣味であるギターを贈呈された教授は満面の笑みを浮かべておられました。鳥取大学退職後の現在、神戸市内の病院で院長としてご活躍中です。

